海の上をふわっと浮かぶように進む「フォイルサーフィン」。 風や波の力を使って自由に動ける、今話題のマリンスポーツです。 でも気になるのが、「始めるのにどれくらいお金がかかるの?」ということ。
この記事では、そんな疑問にこたえるべく、費用やスタイルの違い、始め方までをやさしく解説します!
- フォイルサーフィンを始めるのにかかる値段の目安
- 人気のウィングフォイルの道具と価格帯
- スクール体験やレンタルの料金相場
- 費用を抑える3つのポイント
- フォイルサーフィンの6つの種類と特徴
- 初心者におすすめのステップアップ方法
フォイルサーフィンの値段はいくら?初心者が気になる費用をわかりやすく解説

フォイルサーフィンに興味を持ったとき、最初に立ちはだかるのが「費用」の問題かもしれません。
道具はどのくらいかかる? 中古だと安くなる? スクールやレンタルはどんな感じ? そんな疑問をクリアにするために、このパートでは「どのくらいお金がかかるのか」をテーマに、具体的な金額や節約のコツまでを詳しくお伝えしていきます。
ウィングフォイルの費用・価格はどれくらい?
フォイルサーフィンの中でも、とくに人気があるのが「ウィングフォイル」です。 これは、手で持つ羽のような道具(ウィング)を使って、風の力で水の上をスイスイ進むスポーツです。
ウィングフォイルを始めるには、主に以下の3つの道具が必要です。
- ウィング(風を受けて進むための羽)
- ハイドロフォイル(水中に取り付ける羽のようなパーツ)
- フォイルボード(立って乗るための板)
これらを新品でそろえた場合の価格目安は以下のとおりです:
道具名 | 新品価格の目安 |
---|---|
ウィング | 約8〜18万円 |
ハイドロフォイル | 約18〜40万円 |
フォイルボード | 約14〜28万円 |
▶ 合計費用の目安:最低でも約40万円、一般的には50〜70万円ほど
「そんなにかかるの?」と驚くかもしれませんが、 中古品をうまく活用すれば、25万円前後からスタートすることも可能です。 ただし中古品を選ぶ際には、以下のポイントに注意しましょう:
- ひび割れや大きな傷がないか
- 空気漏れの有無(ウィング)
- 補修されている箇所が安全かどうか
信頼できるショップやスクールで購入するのがおすすめです。
フォイルサーフィンの費用を抑える3つの方法
フォイルサーフィンは、始めるときに少しお金がかかるスポーツですが、工夫すればムリなく続けることもできます。 ここでは、費用を抑えて楽しむための3つのコツをご紹介します。
1. 少しずつ道具をそろえる
- まずはスクールで体験してみる。
- 「楽しい!」と感じたら、次はレンタルで何度か試してみる。
- 慣れてきたら中古品を購入し、最終的に新品をそろえる。
このようにステップを踏めば、いきなり大きな出費をせずに始められます。
2. おトクな会員制度を使う
- 月2万円ほどで道具が使い放題になるプランもあります。
- 中には、ボードが3カ月無料で借りられる特典つきの制度も。
- 自分のペースで楽しみたい人にはぴったりです。
3. 中古の道具をうまく使う
- 信頼できるショップであれば、状態の良い中古品が見つかることも。
- 在庫はタイミング次第なので、こまめにチェックしておくのがおすすめです。
この3つを意識するだけで、フォイルサーフィンはもっと身近になります。
スクールや体験にかかる費用とは?
初心者が安心してフォイルサーフィンを始めるなら、まずはスクールでの体験がおすすめです。 たとえば、関西や湘南エリアで人気のある「SeaYou」では、
- 初回体験コース:1回 8,000円(税込)〜
- 入会金:28,000円(税込)
- レンタル道具:体験にはすべて含まれており、追加費用なし
会員になると、レッスン以外の日もレンタルボードが3カ月間無料で使えるなど、お得な制度も充実しています。 体験からスタートして、本格的に学びたい方には通いやすい価格とサポート体制が整っているので、まずは気軽にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
フォイルサーフィンの値段を左右する種類と仕組みを初心者向けに紹介

「フォイルサーフィンって、どれも同じじゃないの?」 いえいえ、実は種類によって楽しみ方も必要な技術も、そしてかかる値段も大きく違うんです。
ここでは、初心者の方にもわかりやすく、フォイルサーフィンの種類やその仕組みをご紹介します。
ウィングフォイルとは何ですか?
ウィングフォイルは、フォイルサーフィンの中でも今とても人気があるタイプです。 手に持った羽のような「ウィング」を使って風をつかまえ、波がなくても湖や海で楽しめるのがポイントです。
ウィンドサーフィンみたいに棒(マスト)はいらず、自分でボードに立ってバランスをとりながら動かします。 風の力でスイスイ進む楽しさと、波に乗るわくわく感の両方が味わえるので、初心者にもぴったりなスポーツです。
フォイルサーフィンはなぜ浮くのか?
フォイルサーフィンは、水の上をまるで飛んでいるように進んでいきます。 そのひみつは、「ハイドロフォイル」とよばれる水の中にある羽のようなパーツにあります。
この羽がスピードによって水の中で持ち上げる力(ようりょく)をつくり、ボード全体が水の上にふわっと浮き上がるんです。 まるで空をすべっているみたいな気分になれるのが、このスポーツの大きな楽しさです。
あわせて読みたい▶ フォイルサーフィンの仕組みとは?浮く原理をやさしく解説
フォイルサーフィンにはどんな種類がありますか?
フォイルサーフィンには、全部で6つのスタイルがあります。 それぞれにちがった楽しみ方があって、使う道具や進み方がちがいます。 自分の体力やどんなふうに楽しみたいかに合わせて、ぴったりのスタイルを選ぶことが大切です。
- プローンフォイル:ふつうのサーフボードに水中の羽(フォイル)をつけて、波に乗るスタイルです。自分の手でこいで波に乗るので、少し体力がいります。でも、うまくなると1つの波から次の波へとつづけて乗れるようになります。サーフィンが好きな人におすすめです。
- SUPフォイル:大きなボード(SUP)に乗って、立ったままパドルでこぎながらフォイルを使うスタイルです。ボードが大きくて安定しやすいですが、波にうまく乗るのは少しむずかしく、中級〜上級者に向いています。
- ウィンドフォイル:帆(セイル)を使って風の力で進むスタイルです。波がなくてもすごく速く進めますが、風をうまく使うためのコツや広い場所が必要なので、ウィンドサーフィンの経験がある人に向いています。
- ウィングフォイル:手に持つウィング(羽)で風をつかまえて進むスタイルです。道具がシンプルで操作もしやすく、湖でもできるので、はじめての人にも人気があります。
- カイトフォイル:空にあげた大きなカイト(たこ)を使って風の力で走るスタイルです。とても速く進んだり、大きくジャンプしたりすることができるけれど、人が多いところでは危ないので広い場所が必要です。経験がある人向けです。
- ウェイクフォイル:ボートや水上バイクで引っぱってもらって始めるスタイルです。最初はロープで引っぱってもらい、波の力を使って自分で進む練習ができます。バランス感覚をつけたい初心者にぴったりです。
フォイルサーフィンの値段と種類の関係を初心者向けにまとめて比較
フォイルサーフィンにかかるお金は、どのスタイルを選ぶかによって大きくちがってきます。
たとえば「ウィングフォイル」は、使う道具がコンパクトで持ち運びもしやすいけれど、そのぶんひとつひとつの機材がけっこう高いです。 いっぽう「ウェイクフォイル」は、ボートが必要なので、自分ひとりで始めるのは少しむずかしいですし、お金も多くかかります。
はじめての人におすすめなのは、次のような順番でステップアップしていくことです:
- ウェイクフォイル → ボートに引っぱってもらいながらバランスのとり方を練習できる
- ウィングフォイル → 自分の力で風をつかって自由に進めるようになる
- プローンフォイル → 波にのって走る、ちょっとむずかしいスタイルにチャレンジ
フォイルサーフィンは、一度やってみると想像以上にハマるかもしれません。 「風に乗って海を飛ぶような感覚」を、あなたもぜひ体験してみませんか? 新しい世界が、きっとそこに待っています。
- フォイルサーフィンは新品セットで40〜70万円が目安、中古なら25万円〜
- スクール体験は1回7,000円〜、レンタル放題プランもあり
- 少しずつ道具をそろえれば、費用を抑えて始められる
- ウィングフォイルは初心者にも人気で、操作がしやすい
- 全6種類のフォイルサーフィンがあり、それぞれに魅力と特徴がある
- 最初はスクールで試して、自分に合ったスタイルを見つけよう

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